私が発症したのは2013年1月のこと。
仕事帰り、ただ歩いてるだけなのに息切れがひどく、まるでマラソンをしているような状態。
あー、たぶんこれ喘息だな
そう思い近くの呼吸器内科へ。
レントゲンを撮ると肺は真っ白。そう、肺炎だったのだ。
人生で初めて肺炎になった。
とりあえず抗生物質を出され、1週間程飲んだが効果なし。
もう一度同じ呼吸器内科に見てもらうことにした。
血液検査をしたところ好酸球が異常に高いことが分かった。
紹介状を書くので、総合病院へ行ってください。
お金かかるの嫌だなーと思いながらも、すぐに総合病院へ。
そこでまさかの入院になるとは…
肺炎にもいろんな種類の肺炎がある。
私の病名を下すにあたり、
画像(レントゲン・CT)、血液検査、気管支鏡検査をやることになった。
気管支鏡検査は胃カメラの肺バージョンみたいなもので、その名の通り気管支に細いカメラを入れていく。
これが死ぬほどつらかった。
局部麻酔をしてはいるものの、ありえないほど苦しい。誤飲して気管に水が入ったとかそんなレベルじゃない。
もはや拷問でした。
看護師なのか医師なのか、数人に押さえつけられ、涙でぐしゃぐしゃになりながら、オエオエとえずく。
それでもやめてもらえない。
やっと終わったと思ったころにはぐったり。
半殺しにされたような、人生で味わったことのない苦しみだった。
気管支鏡検査では生理食塩水で肺を洗って、その液体を検査して、病気を見つける役目もある。
私の場合は好酸球が多量検出され、聞いたこともない病名、
慢性好酸球性肺炎
と診断された。
ここから現在まで長い長い戦いが始まりました。